タイトル
新任CEOの当惑
Seven Surprise for New CEOs
新任CEOの当惑
Seven Surprise for New CEOs
著者
マイケル E. ポーター
マイケル E. ポーター
Michael E. Porter
ジェイ W.ローシェ
Jay W. Lorsch
二ティ ノーリア
Nitin Nohria
掲載
Februray, pp. 48- 51, 2010. (in Japanese Edition)
Februray, pp. 48- 51, 2010. (in Japanese Edition)
序文
新任CEOは就任と同時に、みずから想像していたのとは大きく異なる現実に直面する。目の前に立ちはだかる、7つの「意表をつく事実」に着目することで、CEOとしての大成を左右する、リーダーシップの本質が浮かび上がってくる。
新任CEOは就任と同時に、みずから想像していたのとは大きく異なる現実に直面する。目の前に立ちはだかる、7つの「意表をつく事実」に着目することで、CEOとしての大成を左右する、リーダーシップの本質が浮かび上がってくる。
要約
新任CEOがCEOに就任してから「意表を突かれた」と思う事実は7つある。
- 事実1:経営を担っているのはCEOではない。
- (兎に角時間が無く、事業を成功させる責任を負っているにも関らず、大規模で複雑な意思決定を一手に引き受けることができない。事業そのものに携われるチャンネルは非常に限られている)
- 事実2:命令を下すことはリスクが高い。
- 与えられた強大な権限でもって命令を出すと、逆に自らの実権を弱め、CEOと組織のエネルギーを削ぎ、発展を遅らせる。むしろ、経営幹部を巻き込む方法を探し出し、判断の基準を「独自に設定」するのではなく、基準について合意を形成するべきである)
- 事実3:社内の現実を把握できない
- 手元には洪水のごとく情報が送られてくるが、信頼に足る情報は極めて少ない。よきにつけ悪しきにつけ、各人の思惑によってふるいにかけられた情報となる。
- 事実4:CEOの言動一つ一つがそのままメッセージとなる。
- CEOは自分たちの言葉が多大な影響を与えることを想像していはいるが、実際にはその想像以上に、影響を与えるメッセージとなる。
- 事実5:取締役会は「上司」とである
- CEOはヒエラルキーの頂点にいるが、取締役会への報告義務を負っている。また、昨今取締役会はその威信を高めており、従来にもまして取締役会への対応に配慮しなければならない。それはあたかも、取締役会という上司がいるかのごとくである。
- 事実6:企業の目標は短期利益の追求ではない
- CEOはすべての株主を喜ばせようとして右往左往してはならない。それは不可能である。重要なのは目先の成長見通しでも、株価でもなく、長期的視点で見た収益性であると肝に銘じておく必要がある。
- 事実7:CEOといえども一人の人間にすぎない
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