権力と影響力
Power, Dependence, and Effective Management
著者
ジョン P.コッター
John P. Kotter
掲載
Februray, pp.10-15, 2010. (in Japanese Edition)
序文
無能なマネジーャは、会社から与えられた権限を「自分の権力」と勘違いする。有能なマネジーャは権力を上司や部下、同僚などに依存していると知っている。彼ら彼女らはいかにして権力を身につけ、どのように行使して影響力を発揮しているか。
要約
権力を獲得・強化する方法は四つある。
- 感謝や恩義を感じさせる
- 豊富な経験と知識の持ち主として信頼される
- 「このマネジーャとは波長が合う」と思わせる
- 「このマネジャーに依存している(守られている)」と自覚させる(・・・このマネジャーが管理している経営資源がないと自分は組織内で能力を発揮できない・仕事をできないと思わせる)
権力を賢く使うための教条は以下の通り
- 権力を身につけ行使する上でどのような行動ならば「妥当である」と周囲の目に映るのかに敏感である
- 周囲に好影響を及ぼすには権力や方法を使い分ける必要があることを直感的に理解している
- 権力獲得の四種類の方法、権力を行使する直接・間接的方法や説得という方法を状況に応じながらも用いる。どの方法においてもしかるべき状況においては行使を躊躇しない。すべて選択肢の中に入れておく。
- キャリア上の目標を定め権力によって成果を上げられる地位を求める。
- 持てる資源、公式非公式の権力を総動員して己の権力をさらに強化する
- 熟慮し、自制しながら権力志向の行動を取る
- 他人の行動やワークライフに目に見える形で影響を及ぼすことを不条理なことだとは思わない(「そうするべきものだ」と思っておく)
感想
日本語で権力というとネガティブな印象で気こけてしまうけど、ここでは、要するにマネージしているチームの能力を最大限発揮するための「適度なRespect」を獲得・強化する方法を書いている。
ポイントは、まあ、当たり前だが、相手が自分の意思で『この人に従おう』と思うように持っていくことだというのが根底にあるんだろうと思う。
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